ブログ

2016.03.17

忙しいあなたへ

先日、このブログで「ファースト・ペンギン」の話題がありました。

私も、「あさが来た」ファンのひとりです。
最近は、胸キュンキュンよりも、明るくて笑えるちょっとホロリとするドラマのほうがしっくりきます。

印象に残るシーンもたくさんありますが・・・

女子大学校を設立するために協力するという主人公(白岡あさ)に

「・・・しかしいけません!白岡さんだって、2つの会社を抱えて忙しい身でしょう・・・

と言われたときのあさの返事にドキッとしました。

「もともと忙しいんだすさかい、これ以上忙しくなってもどないなことあらしまへん。悩むよりまずは実行だす」

忙しい、という理由では断らないんですね。

仕事は忙しい人にこそ頼め、という名言もありますが、
忙しい人は時間の使い方も上手だったり、効率が良く、段取りもいい。
私の仲良しドクターK先生も超多忙ですがいろんなことを頼まれて睡眠時間は4時間ぐらい。

それでも、忙しいと言わないのはなぜ?と聞いたら
「忙しい、と言うのは能力がないみたいで恥ずかしい」ですって。K先生らしい。

悩むよりまずは実行!

「頼まれた」時は、チャンスと思って、言い訳を考えるより、まずやってみよう。

そんなふうに前向きにとらえる精神力は、大事かな。

by  編集委員のひとりごと

2016.03.08

春の研修会

病棟の窓辺に顔をのぞかせる桜の蕾が少しずつ膨らみ始めました。
東京はまだまだ冬の寒さですが窓越しの日差しは明るさを増し、うきうきと春の気配を感じます。

春といえば!おなじみのJHLA春の研修会がまたやってきます。
今年の日程は520日(金)、21日(土)です。
会場は昨年の40周年記念大会と同じ、アクセス便利で新しい、大人気の御茶ノ水のソラシティカンファレンスセンターです。
今日は春の足音のようにほんの少しですが、今回の研修会についてご紹介したいと思います。

JHLA研修会はまだ会員でない方にも門戸を開いています。
病院図書室で仕事をしている方、病院図書室に興味をお持ちの方、医学情報サービスについてもっと知りたい方、どなたでも参加していただけます。
JHLAホームページの“教育・研修会”をクリックしてみてください。
過去の研修会のプログラムや、次回の研修会のお知らせがご覧いただけます。

さて、今度の研修会ですが、41年目の新しいスタートをイメージして図書室のプランニングをテーマにしました。
「めざせ電子図書館 プランニング」!!!
今や図書室は電子化ありき!ですよね。
図書、雑誌を並べているだけではもはや図書室の役割は果たせなくなってしまいました。
とはいえ、病院図書室は規模、運営体制、利用方法など、多種多様です。
担当者それぞれの思い描く理想的な病院図書室も、きっと千差万別なことでしょう。
ですから“病院図書室はこうあるべき!”という方向付けは意味の無い事だと思うのです。

JHLAの研修会では色々な特徴をもった病院図書室がその特徴を生かしつつ、電子化の波に流されないようにうまく乗りこなしながら、
今後を見据えたプランニングをするためのお手伝いをしたいと考えています。
電子化をぐんぐん進めている担当者、これから電子化に果敢に挑戦する担当者、
それよりもっと前の段階で図書室運営そのものに初めて挑戦する担当者…
それぞれの立場からの本音の発表をお聴きください。

またグループ討議では、皆さんの図書室で抱えている電子化の問題や図書室プランニングについて、自由な意見を交換していただきたいと思います。
担当者同士で語り合う過程で、あら不思議!今まで悩んでいたことも簡単に解決の糸口が見つかってしまった、というケースがいくらでもあります。

そして、ちょっと息抜き…というか、体の中からリフレッシュ!
各種マスコミでお目にかかる機会の多い、東京新宿メディカルセンターの石井正則先生(http://ぐっすり.com/interview/interview34.html)直々のご指導で、簡単なヨガにも挑戦してみましょう!

さてさて、なんだかわかったようなわからないようなご案内になってしまいましたね。
安心してください。もうすぐ、きちんとしたプログラムがホームページに掲載されます。
詳しくはそちらをご覧いただくことにして、今回はこれで失礼いたします。

では皆様、春の研修会でお会いいたしましょう!

(JHLA教育研修委員会 Y.M)

2016.02.29

花の島:沖縄

1月初旬、通勤途中にある公園の植え込みに「つつじ」の白い花がちらほら。
「あれ?つつじは3月初旬に開花だったような…」
ここ沖縄では1月の花といえば日本一早く咲く桜(ソメイヨシノではなくヒカンザクラ)
のはずが、暖冬のためにつつじが咲いていました。
そういえば同じく1月に開かれる北中城村のひまわりまつりも12月初旬には開花して
しまい、まつりの前に枯れてしまったとのこと。
例年にない暖冬は、自然界に多大なる影響を及ぼしています。
 
年末になっても暖かな日が続き、職員の中には結局一度も長袖に腕を通さなかった人も
(この人はそもそも暑がりで年中かりゆしウェアを着ているのですが)。
 
2月になると急に寒くなり降雪情報まで飛び出しました(実際は“みぞれ”のようなもの)。
ようやく桜も開花し、見ごろを迎えています。
春には県花デイゴ、夏はヒマワリはもちろんハイビスカスも。秋は出荷用の菊、
冬にはサトウキビの花(ススキと見間違えます)が光を照り返して銀色に波打ちます。
 
オキナワといえば夏!ですが、花見なら年中できる島なのです。
桜の木の下で宴会はしませんが、あちこちで開催される花の祭りを
皆さん楽しみにしているのです。
 
今日も年度末の仕事に疲れた私を癒してくれる花々に感謝。
                                                                               浦添総合病院 島袋

2016.02.15

ファースト・ペンギン

朝の空を見上げて 今日という一日が
笑顔でいられるように そっとお願いした~♪(AKB48「365日の紙飛行機」)
 
この曲はNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌。主人公のあさが明るく、活発に頑張る姿に元気をもらうことはもちろん、面白いのに時にホロリと涙が出る物語展開が魅力で毎日、楽しく視聴しています。
 
そして今、このドラマの中で「近代大阪経済の父」と呼ばれた五代友厚が主人公のあさを表現した『ファースト・ペンギン』という言葉が話題になっています。この言葉は元々、群れの中から始めに飛び出す1匹の勇敢なペンギンを指す言葉で、最近では企業家を指すビジネス用語としても広く使われているそうです。
 
昨年12月、「長野県医学図書ネットワーク定例研修会」が開催されました。今回は、創立時メンバーであるM氏が退職に伴い会長を辞任されるということで、当ネットワーク創設の経緯やこれまでの取り組みについてお話をお聞きしました。1人職場で身分が不安定な図書室の担当者同士が連携し情報交換を目的に創立したことや、M氏が様々な働きかけをして今のネットワークの仕組みを作られたというお話はどれも興味深く、まさにM氏は『ファースト・ペンギン』であると感じました。
 
振り返ってみると、私は仕事においても、生活全般においてもすべてが整った状態の恵まれた環境で過ごさせてもらってきました。しかし、これもすべて『ファースト・ペンギン』になってくれた方のおかげであると改めて気づきました。
 
私も4月から社会人7年目になります。これまではただ決められた業務をこなすことで精一杯の毎日を過ごしていました。しかし、今度は自分自身が『ファースト・ペンギン』となり、果敢にいろいろなことに挑戦したいと思う今日この頃です。
 
 
劇中で五代さんの描いた「ファースト・ペンギン」を真似して描いてみました(笑) 

SI

2016.02.10

電話ボックスからこんにちは!

  利用案内の紹介にあわせて、当院の患者図書を紹介します。
 当院では2種類の患者図書サービス、入院患者用移動文庫と精神科外来の通院患者及びその家族のための医学書の貸出サービスを行っています。
というのも当院が、精神科主体の病院で入院病棟は閉鎖病棟が殆どという特徴があるからです。そこで、設置型ではなく、こちらから出かけていく移動文庫としての活動をしています。

 病棟は、現在12病棟中10病棟に巡回します。まずは「こんにちは、移動文庫が参りました。本の貸出をいたします。どうぞご覧下さい」(さすがに慣れてきましたが)との声掛けに始まり、1病棟30分近く滞在して利用していただいています。
 外来貸出サービスも、スペースや人員の問題から移動文庫となりました。こちらは毎日午前10時半位に15分ほど外来に滞在します。外来で「おはようございます、医学図書室から参りました。医学書の貸出サービスです。診察や会計の待ち時間に如何でしょうか?夕方までご覧になれます」「電話ボックスの前に見本が置いてあります。患者相談窓口にご連絡いただくか、お電話を頂ければ、いつでもお持ちします」。(こちらは口が回らず噛むこと噛むこと)
 ブックトラックを押しながらの貸出のお知らせは、皆さんの注目を浴びて結構恥ずかしい(自意識過剰?)。


  

 外来でのサービスは、巡回時間に居ない方にも周知するために工夫もしてみました。
  ①時代の流れから、電話機が撤去されたボックスに本の目次をコピーし、ファイルに挟んで陳列。
  ②症状別を集めたミニリーフレットも作りこちらは壁面に設置して自由にお持ち帰り。
  ③本の見本の中に書誌事項の用紙を挟んで利用者への情報提供。
  ④読みたい本があるときは連絡をもらう方式。
 つい先日電話ボックスの撤去が決まり、ひっそりと電話ボックスにあったものが、日の目を見ることになりました。たくさんの人が通る場所に出たパンフレット君たちは、1日何人もの人が手に取ってくれるようになりました。“待てば海路の日和あり”とはまさにこのことでしょう。なくなった見本まで出たのです。喜ぶべきか悲しむべきかです。
 以前よりどんどん利用されている(減っていく)ミニリーフレットの印刷に嬉しい悲鳴をあげている今日この頃です。

東京武蔵野病院 伊藤理恵

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