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2017.09.29

プレゼン上手になりたい

「あなたが思い浮かべるプレゼン上手は?」と聞かれたら、どなたを回答しますか?
故・スティーブ・ジョブズ氏?
私はSSMです。

「煽り(あおり)V」をご覧になったことがあるでしょうか。
総合格闘技で、試合の前に流れる選手紹介VTRを主にさします。
選手の来歴や試合にかける想いなどをドラマティックに映像に盛り込み、観客の期待を盛り上げるわけです。
映像作家・佐藤大輔氏の作品群がファンの支持を受け「煽りV」と呼ばれるきっかけとなったようで、格闘技にさほど詳しくない私でも惹きこまれます。

「煽りパワポ」というものがある、という情報は私にとってちょっとした衝撃でした。
あの「煽り」をPowerPointで?!
さっそくネットで検索して視聴しました。
入場後、MacBookを広げスクリーンにスライドを映し出すのは、覆面レスラーのスーパー・ササダンゴ・マシン選手。
後楽園ホールやさいたまスーパーアリーナで、覆面レスラーが、ビジネスパーソンのようにプレゼンテーションを進めていくギャップ。
試合における自分の戦略をフレームワークと経済学に落とし込んでいく斬新さ。
にもかかわらず、笑える要素も確実に盛りこんでいくバランス。
作りこまれた資料と入念な分析、明晰で理路整然とした話しぶり。
「ポートフォリオ分析」「アンゾフの成長マトリックス」などなじみのうすい単語も、すんなり頭に入る不思議。
クオリティの高さに、何度もリプレイしてしまいました。

スーパー・ササダンゴ・マシン選手は、普段は実家の金型メーカーで専務取締役を務めており、大学院で経営を学んだ経験もあるとのことで、あのプレゼンも納得しました。

まだごらんになっていないかたで興味のあるかたは、どうぞ探してみてください。

(たこ)

2017.09.27

「患者図書室参考図書リスト」改訂!

恒例の患者図書室参考図書リストの改訂を行いました。
(無事アップできてホッとしています)
毎年リストの見直しを行い、今年で第10版となります。

「参考図書リスト」は、2014年以降に出版された本で、改版されたものや新たな本を追加し、
さらに委員が実際に購入した図書を全員で検討して作成しています。

お薦めのポイントは、一般向け・コメディカル向け、医師向けなど利用対象者ごとに色分けしてあるところです。
選ぶ際に参考にしていただけると思います。ぜひご活用ください。
皆さまの患者図書室運営にお役に立てれば幸いです。

ただ、閲覧できるのは会員のみとなっています。ごめんなさい
ぜひ、JHLAに入会して、この会員特典をゲットしてください

By 患者図書支援事業委員会

2017.09.20

靴の話

突然ですが、皆様は「靴」はお好きですか。
私は洋服と同じくらい、いえ、それ以上に靴が好きです。
街で見かける色とりどりの美しい靴は、芸術品のような存在感があって、眺めているだけでも幸せで
す。
というよりも眺めていることしかできないのですが・・・
なぜかというと私は、サイズが小さい・外反母趾・皮膚が弱い・という三重苦の足の持ち主なのです。
自由に歩ける健康的な足を持っているだけで十分幸せですが、靴を履かない日はありませんので私に
とっては大きな悩みです。
悲しいことに、デパートの服屋さんに置いている靴や、安価でおしゃれな靴はほとんど足に合いません。
靴擦れをして痛いけれど、なんとか履けるようにと買った中敷きやクッションパッドの類はお店が開ける
ほど持っています。
そんな私が唯一、何の心配もなく履けるのが、真冬に履くムートンブーツです。あのブーツが世に出て
きたときは、本当に素晴らしいものが流行してくれた!と感激したことを覚えています。
しかも北国の深ーい雪にもばっちりです。

話がそれてしまいましたが、長年の悩みを解決するには文句ばかり言っていても仕方ない、と思い立
った私は初めて「ちゃんとした靴」を買うことに決めました。
シューフィッターの店員さんがいるお店に行き、あれこれ何足も試し履きした結果、靴の専門家が選ん
だのは驚くほど小さな靴です。店員さんは、まるで奥歯を抜く歯医者のように力をいれ、靴べらを使って
グリグリ・・・と私の足に履かせてくれました。
圧迫されて血が止まる!と思うほどきついその靴は、不思議なことにしばらく歩くと足に一体化したよう
に馴染んだのです。
まるでメーカーの宣伝文句のようになってしまいましたが、私はその瞬間にプロの凄さを身をもって体
験し、このブログに書かせていただこうと思い至りました。
そういうわけで、普段安物買いをしている私にとってはすごく勇気の要るお買い物でしたが、「良い靴は
その人を素敵な場所へ連れて行ってくれる」という言葉を信じ、大事に長く履いていこうと思っておりま
す。

(Y.Y)

2017.09.13

名字のルーツ

私は割と珍しい名字なので、
お会いする方に「初めて聞く名字です」とか「めずらしい名字ですね」とよく言われます。
時々、それに加えて「どちらの出身ですか」、「ご先祖さまはどちらの方ですか」
と聞かれることもあって、祖父は徳島出身
と聞いていたものの、元々はどこからやってきたのか、
ルーツを知りたいなとは以前から思っていました。


そんなとき、「名字由来net」(https://myoji-yurai.net/)というサイトの存在を知りました。
文字通り、名字の由来が検索できるのと全国にどのくらいの方がいらっしゃるのが分かるサイトです。
私の名字は全国順位4,717位、全国人数もおよそ2,300人で、決して多くない人数です。
気になるルーツは奄美大島らしく、2300人の中でも奄美大島に住んでいる方が多い
ということが分かりました(由来については残念ながら掲載されておらず不明のようです)

そこまで分かると奄美大島という地名に特別な響きを感じるものです。
奄美大島を舞台にした小説を残している島尾敏雄、ミホ夫妻や
画家の田中一村のことがメディア等で紹介されるとついつい気になってしまいます

小中学校のころ、名字をきちんと読んでもらえなかったり、
言っても聞き返されることが多いため、
結婚して姓が変わるものなら平凡な名字がいいなと思っていたものですが、
たぶん珍しい名字のままになりそうです。
ただ最近はせめて聞き返されないように、
自分の名字を大きな声で滑舌よく発音するように心がけるようにしています(笑)。

(アダン)

2017.09.06

会議の生産性

病院は、委員会と名の付く会議がとても多いと感じています。
そしてその会議に出席したり、進行したりして感じていたのは、
会議ってどうしていつもうまくいかないんだろうということでした。

うまく発言できないな、自分はいなくてもいいんじゃないかな、
図書委員会は自分が話してばっかりで虚しいと感じていたのは、私だけではないはずです。

悩みつつ会議の進め方の本をいくつか読んで、ファシリテーションの技術に出会いました。

最近は、医学雑誌の特集でも増えてきましたね。
『看護管理』でも 2016年 10月号で
「1冊まるごと特集! 看護のためのファシリテーション 対話型・参加型組織をつくる技法と実践」
という特集が組まれていました。

様々な本を読んで私がなるほどと感じたのは、
事前に議事を送付するなど準備を入念に、時間はきっちり守る、すぐに議事録を共有、
担当者を会議の場で明確にするなどです。

では、図書委員会を例にとり、実践したことをまとめてみます。

・まずは、メンバーを厳選しました。不要な人は呼ばないことです。
図書室を使ってくれるメンバーに来てもらいました。

・なるべく全体が45分で終わらせるような議事とします。
一つの議題について、話し合う時間を設定します。「紛失については10分」などです。
答えがでなければ、次回に持ち越して宿題とします。

・参加者全員に発言の機会をあたえます。
逐一みなさんにコメントをいただく、最後に会議の感想や付け足しはありますかと聞いてもいいです。

・重要な議事、今後の方向性を考えるのを後回しにしがちでしたが、一番先にします。
最後にすると疲れてしまいよい意見が出なかったり、終わらない危険性があるからです。

・会議が始まる前に、目標を明確にします。
図書委員会なら、50万円削減する案を可能な限り考えるなどです。

・議事の進行のリハーサルをしておくと、
「ほかの病院ではどうなの?」といったあらかじめでそうな質問などに対応できます。

おかげで図書委員会の生産性があがり、PDCAサイクルを回しながら
いろいろなものごとをなしとげられるようになってきました。

さらに、根回しについても理解が深まり、
若い頃は根回しってなにをすればいいか想像すらつきませんでしたが、
今は、こうしたいけどどう思うか、この話題ふりますとか、
キーメンバーにこういう話しますよと事前につたえておくことが重要だと感じています。

また、図書室司書は一人ですが、委員会としてチームでいろいろなことを考えて実践していくと、
つらい時ものりこえられると感じています。

jhlaの委員会でもそうです。
個人ではなくチームでなしとげると何事も楽しく、負担を分散させることができます。

(さくらこ)

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