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2017.07.26

大人のための朗読会

人のパワーを感じる場所が好きです。
役には立たないけど面白いそんな話の引き出しを増やしたいと
人と話す時も自分の知らない世界の会話に惹かれます。
そんな興味のアンテナから今回は大人のための朗読会を覗いてみました。

開催場所は近隣の図書館
平日、毎日図書館で働いて
休みの日にまで図書館へ!!
そんなの嫌と思われますか?
平日図書館で働いて利用者対応を考えること多々あります。
なので、休みの日は利用者として図書館に向かいます。

大人のための朗読会は定期的に開かれていていつも満員です。
テーマは都度違い、時には小説、または涙活もの

今日のお話は古典とともにメインは耳なし芳一
子供の頃から何回か読んだり聞いたりしている話です。

それを朗読として耳を傾けてみると・・・
室内は暗くなり、怖めのBGMが鳴り始め
目を閉じて、語り手の声だけを聞き、まさに芳一の気分で。

平家の生き霊の侍が芳一を連れに来る場面での
「芳一!芳一!」という野太い声ではまさに心臓をつかまれんかの
ドキドキ。
いやあ。稲川淳二さんも真っ青です。

朗読というのは、自分の声だけで、聞く側は自分の耳だけで。
機械の力を借りずに、アナログです。
朗読には地味なイメージがありますが人間の体を使った表現は奥深いですね。

そして、プラスアルファがある図書館イベントは楽しいです。
自館でもそんなアルファを作れればと独りごちています。

JHLAもパワーの集合体。
また次の機会に引き出し増やせればとアンテナが伸びました。



(ハオルシア)

2017.07.19

ポルトガル旅

夏休みも間近な季節となりました。
私は、10日間の計画でポルトガル旅行に行ってきました。
連れ合いがとりあえず定年退職となり、年金生活突入の影響が出る前に・・・と
お仕事お疲れ様&これからもよろしくと二人で出かけました。

羽田からフランクフルトまで約12時間+乗換待ち3時間+フランクフルトからリスボンまで約3時間の長旅でした。時差は、東京-フランクフルトは9時間、フランクフルト-リスボンは1時間あります。

城塞都市エヴォラやオビドス、1584年天正遺欧少年使節が訪れたカテドラル、ユーラシア大陸最西端ロカ岬、1388年に建設が始まり16世紀初頭に完成したバターリャ修道院、ヴァスコ・ダ・ガマの石棺のあるベレンのジェロニモス修道院などをのんびりと見てきました。

オビドスの城壁は全長約1.5kmで5ヶ所の階段から上って一周できます。手すりもなく所によっては大人一人がやっと歩けるほどの幅しかなく、一番高い所は約13m。
歩いているうちにだんだん怖くなって、ついには城壁につかまりながら歩き、途中で下りてしまいました。
城塞都市の道はどこも昔からの石畳で趣はあるのですが、歩くのには大変でした。
教会や修道院は、装飾タイル・アズレージョやステンドグラスが華麗でした。

ポルトガルは、魚料理、肉料理ともに美味しく、スイーツはエスプレッソの味を引き立ててくれます。
エヴォラの小さなレストランでは、グラスワイン1杯€1.00弱。スーパーで仕入れても1本€2.55~5.99で十分美味しかったです。
赤白のほかに、すっきりしたのみ心地の微発泡の Green Wine があります。
リスボン近郊だけの旅でしたが、酒飲みには本当に嬉しい所でした。

Ola! と Obrigada の2語で過ごしたポルトガルでしたが、旅人にはやさしい国です。
機会がありましたら、皆さまもぜひ行ってみてください。

 

 

(ふーふー)

2017.07.12

「気になること」

この夏、犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ
改正組織犯罪処罰法が施行された。

一市民としても、成立までの流れが不明瞭、
説明不足だったことに加え、処罰の対象が不明瞭で、
今後「内心の自由」が脅かされる危険はないのか?
いやありうる、と危惧しています。

実際に犯罪を実行していなくても、
犯罪の実行に合意したことを処罰するため、
捜査では、外部からは分からない心の中で何を考えていたかを
調べることになるそうです。
計画を客観的に立証するには、電話やメール、LINEを傍受するなど、
日常生活に入り込む必要があると言われています。

図書室で資料提供、個人情報を扱う立場としても、
大変不安な気持ちを持っています。
特に公共図書館等では提供側の選書をはじめ
図書館活動への自主規制や萎縮の動き、
利用者の「知る自由」など利用自体への影響、
また、利用や貸出履歴など図書館利用における秘密が
損なわれる可能性はないのか。。。
心配はつきません。

病院図書室では当てはまるケースは少ないのかもしれませんが、
利用にかかわる情報の取り扱いに十分注意し、
利用者の情報・利益を守る観点を
あらためて確認したいと思ったところです。


MTK

2017.07.10

患者図書室 広報誌(湘南藤沢徳洲会病院)のご紹介

患者図書支援事業 「広報誌」を更新しました。

今回は湘南藤沢徳洲会病院 患者図書室ラベンダーの「ラベンダー通信」です。
ボランティアスタッフさんと共に作り上げている広報誌はとてもわかりやすく、2017年度第1回研修会のポスターセッションの中でも、“ぜひ参考にしたい!!“と、参加者の注目を集めていました。
担当者からのコメントです。

当院の患者図書室は3階にあります。
1・2階が外来、4階以上が病棟のため、あまり利用者の目に留まることがなく、利用率も停滞していました。
そんな時、ボランティアスタッフから「PRの図書紹介チラシを作成しましょう。たたき台は私が作ります」と嬉しい提案がありました。
最終的な監修は図書室担当者がしていますが、レイアウト、選書、コメントはスタッフさんが毎月作成してくださっています。
ご縁があり、近くの公共図書館にも置いていただくようになり、気が付けば毎月300部も印刷するようになりました。
現在、病院のHPでもラベンダー通信が見られるよう、準備をしている段階です。


当委員会では、患者図書室の参考としてもらうために、各施設の利用案内・広報誌を紹介しています。
発行している施設がありましたらぜひ紹介させて下さい。

(患者医療図書サービス支援事業)

2017.07.05

南の島から

今年は豪雨に見舞われた梅雨も全国で一番に明け、
これからはうだるような暑さと、お肌には刺激的過ぎる紫外線との闘いが始まります。
でも、この南の島の闘いは、紫外線だけではありません。

もともと平和なはずのこの島には、なぜかそこに暮らす大勢の人々が嫌がっている危険な物が、
島人を無視して置かれてきました。それなのにまた新たに、この島以外の人たちが、
その危険な物を無理矢理持ち込もうとしているのです。

それに反対するおじーとおばーたちは、力づくで排除されています。
それでも、この島のおじーとおばーたちは、この島を守り続けます。
そして、この島が大好きな子どもたちもお母さんも若者たちも立ち上がっています。
しがらみがたくさんある大人たちも、みんな傷つきながらも声を上げています。

きっときっと、いつかこの島の本当の姿が、日本中に知ってもらえれば、
こんな恐ろしい危険な物は、海の向こうの持ち主に戻されると信じています。

暑い暑い南の島からの小さな願いでした。

(南島人)

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