ブログ
2016.12.30
私のベーシックノート
先月のことですが、文系仲間のひとりYさんから
「私のベーシックノート」が届きました。
松浦弥太郎さんの著書「100の基本」を読んで心が動き、書き始めたそうですが、
では私も…!と思ってもなかなか100が出てきません。
この「100の基本」松浦氏のもよかったのですが、
身近なYさんの100は出版したいと思うほど素晴らしく
なるほど、と共感できることがたくさんあり、心に響くものがありました。
ここでは、Yさんの承諾がとれていませんので紹介できませんが
すでに出版されている松浦氏の「100の基本」から5つほど挙げさせていただきます。
「常に自己投資。 体験にお金を使う。貧乏くさい勉強をしない。」
「自分の得意をさらに学ぶ、磨く、チャレンジする。」
「いつも15分前。」
「感想を伝えることを忘れない」
「育てる。守る。続けていく。」
日常のふとした瞬間に思うことを文字にするって大切ですね。
今年も残すところあと2日。
自分自身の「100の基本」を書き始めてみるにはいいタイミングです。
まずは1つ、新しい手帳に書き出してみよう!
最後になりましたが、みなさま今年もお世話になりました。
2017年もよい年になりますよう、お祈り申し上げます。
今年最後のブログ担当(大沼由紀子)
マガジンハウス 松浦弥太郎「百の基本」
http://magazineworld.jp/books/paper/2493/
2016.12.26
年末大掃除
世の中はクリスマスの翌日から急に年越し・年始の雰囲気になる。
デパートではお正月向けの羽子板や熊手の飾りを模した装飾になり、お琴の音が流れる。
テレビでは年末年始特番のCMが始まる。師走、である。
図書室も例外ではない。年末大掃除は、しなければならない。
本と雑誌とパソコン機器に囲まれた図書室は、ホコリもカビも湿気も溜まりやすい。
病院委託の清掃業者さんは入らない部分なので、すべて図書室担当で済ませなければならない。
例年、マスクに手袋・エプロン姿で脚立に登り、普段は見る事もない書架の天板や雑誌架奥の壁際の掃除を始める。
化学雑巾は便利な代物で本や書棚を濡らさずに美しく仕上げてくれる。
1冊1冊手に取り、古すぎる蔵書を“発見”しては廃棄対象の棚へ移動する。
途中、複写依頼や業者対応で中断するが、そればかりにかまけていると、あっという間に時間が過ぎてしまう。
心中では「家の掃除もまだなのに…」などとぶつくさ言いながらの作業である。
なにか、もっと楽しくすいすい掃除できる方法があれば教えて欲しいものだ。
いや、きっと有能なヒトならば既に掃除も終えているのかも。
今年のヨゴレは今年のうちに~♪と気分を盛り上げるべく口ずさみながら、
今日も掃除に勤しむ私なのです。
来年はもう少し時間管理ができるようになりますように・・・。
(南国のライブラリアン)
2016.12.16
箱根へ
休日に箱根ガラスの森美術館へ、 ヴェネチアングラスを観に行きました。
美術館の庭には池があり、マガモとカルガモは泳いでいたり、芝生の上で置物のようにじっとしていました。
池のそばには、クリスタル・ガラスが飾られている橋と木が2本あり、キラキラと輝いて美しかったです。
筆者の撮影したものでは美しさが伝わらないため、
美術館のウェブサイトの「クリスタル・ガラス」の画像を見ていただくとよいと思います。
展示品で特に印象に残ったのは、美しいレース模様をガラスで表現している作品です。
「レース・グラス」というそうで、レース模様の棒を作る工程だけでも7段階くらいあり、
器の状態に整えるまで7段階くらいあるそうです。
その作り方は、まず、乳白色と透明なガラスでストローくらいの太さの棒を作り、
棒を並べたものを熱したグラスの形をしたものに張り付けた状態で、熱しながらなじませ、
形を整えると、ガラスの中にレースが入っているような器ができるそうです。
美術館のウェブサイトのヴェネチアングラス美術館の中に「レース・グラス蓋付ゴブレット」の画像があります。
ご興味のある方は、箱根へ出かけてみてはいかがでしょうか。
(黒たまご)
・箱根ガラスの森美術館
http://www.ciao3.com
2016.12.12
春よ来い (はやい)
夏終わりから続いた来年に向けた雑誌契約。今年こそは早めに、と決意しておきながらも
二転三転する院内事情もあり、結局先週ようやく全て片が付く始末。
業者さんにもギリギリまで待っていただき、感謝。相変わらず迷惑をかけている。
今年は二人のボス(図書委員長と所属の上司)と相談をし、思い切って行動。
本当に利用していない"名前だけ"タイトルは中止とした。
もちろん、希望を出していた部署とは十分話し合いをした結果である。
こういう時、数字がモノを言う。特に電子ジャーナルはそれが顕著に出る。
年間1回しか利用していないタイトルもあった。聞けば「昔は読んでいたが今はほとんど読まない」とのこと。
人が多く入れ替われば、読む雑誌の傾向も変わってしまう。
ILLで代用できるものはお願いし中止、または交換とした。
結果、値上げを続ける外国雑誌の世界で、前年実績を大きく下回る見積額となった。
その甲斐もあり長年、導入をして欲しいと利用者からの声が多かったデータベースを、ようやく導入することが決定した。
事前に根回しをした際には、某科のキーマンである医師は各科へ積極的に声掛けをしてくれた。
切望していた専門取得に向け大学院へ通う看護師は、直接看護部長へ「看護部には必要だ」と話をしてくれ、チラシを配ってくれた。
他の専門・認定看護師も必要性を看護部会で説いてくれた。
もちろん、導入するに至るには、話し合いの末、購読タイトルを中止してくれた科のおかげもある。
導入が決定した際には長年導入実現のために関わってくれた業者さんたちも喜んでくれた。
売り上げ、という生々しい話とは別に、おそらくもう7年くらい前からこの話をしており、さまざまな営業の人と「いつかは入れたい」と話していた、そのせいもあるだろう。
「本当に良かったですね」と言っていただいた時には、あぁ、本当に良かったな、としみじみと思った。
色々なデータを出していただき、当院ではどのように話を持っていき、どのあたりの層を掴めばいいかアドバイスもくれた。
餅は餅屋と言う言葉を、ヒシヒシと感じた。
委員会で承認された後、真っ先にお世話になった医師、看護師へと報告したが、一様に「うれしい。これが入れば本当に楽になる」ととても喜んでくれた。
これ程までに(かつてないほど)喜んでもらえるデータベースを導入できた喜びと同時に、
これほど喜んでもらえるデータベースを今まで導入できなかった自分の力不足も感じ、何とも言えない気持ちになった。
とはいえ、無事に導入までこじつけたことを今は素直に喜びたいと思う。
何よりも、多くの方々がこれほどまでに力になってくれることの有難さに、自分自身今までにない喜びを感じた。
あとは上層部への伺いを回し、春の契約を待つのみである。
いつもは春なんぞ来ないでほしい、と思っているが、来年の春に限っては今か今かと春の訪れを待ちわびている。
(冬眠準備の熊)
2016.12.02
白内障で手術
2年半ほど前にコンタクトを作るために行った眼科(コンタクト専門)で、どうも左眼が白内障にかかっているようなので、
改めて設備の整ったきちんとした眼科を受診することをすすめられ、行ってみたところ、やはり“白内障”だと診断されました。
そのときは、まだ軽度なので様子をみましょう、1年に1回程度いらしてくださいというくらいでしたので、すっかり(うっかり?)
安心してそのままになってしまいました。
最近になって、なんだか左眼にいつもごみがついているような感じがずっとしているので、久しぶりに眼科を受診しました。
前回は何も処方されず年1回でいいということでしたので、今回は目薬が出るのかな?くらいの軽い気持ちでいたところ、
先生から「白内障が悪化してます。そのままにしても悪くなるばかりだけだから、手術した方がいいですね。(きっぱり)」と
すてきな笑顔ですすめられたので、すぐに手術決定です。
白内障というと「高齢者がなる病気」と医療関係者と思えないような勘違いをしていた私はかなりショックでしたが、
周りでも50代ですでに手術を受けている方が少なくないということが分かって、その皆さんからの温かいアドバイスもあり、
リラックスして手術当日を迎えることができそうです。
さて、職場では2月から新しい上司が着任しています。上司と言っても10歳ほど若く、働きざかり。
毎日「アジェンダ、インバウンド、ダイバーシティ」とか、小池都知事が発するような英単語が次から次と出てくるので、
ついていくのに精いっぱい。
私の老いた脳みそにカツを入れられるような気がします。
(たんちょうヅル)