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2016.02.10

電話ボックスからこんにちは!

  利用案内の紹介にあわせて、当院の患者図書を紹介します。
 当院では2種類の患者図書サービス、入院患者用移動文庫と精神科外来の通院患者及びその家族のための医学書の貸出サービスを行っています。
というのも当院が、精神科主体の病院で入院病棟は閉鎖病棟が殆どという特徴があるからです。そこで、設置型ではなく、こちらから出かけていく移動文庫としての活動をしています。

 病棟は、現在12病棟中10病棟に巡回します。まずは「こんにちは、移動文庫が参りました。本の貸出をいたします。どうぞご覧下さい」(さすがに慣れてきましたが)との声掛けに始まり、1病棟30分近く滞在して利用していただいています。
 外来貸出サービスも、スペースや人員の問題から移動文庫となりました。こちらは毎日午前10時半位に15分ほど外来に滞在します。外来で「おはようございます、医学図書室から参りました。医学書の貸出サービスです。診察や会計の待ち時間に如何でしょうか?夕方までご覧になれます」「電話ボックスの前に見本が置いてあります。患者相談窓口にご連絡いただくか、お電話を頂ければ、いつでもお持ちします」。(こちらは口が回らず噛むこと噛むこと)
 ブックトラックを押しながらの貸出のお知らせは、皆さんの注目を浴びて結構恥ずかしい(自意識過剰?)。


  

 外来でのサービスは、巡回時間に居ない方にも周知するために工夫もしてみました。
  ①時代の流れから、電話機が撤去されたボックスに本の目次をコピーし、ファイルに挟んで陳列。
  ②症状別を集めたミニリーフレットも作りこちらは壁面に設置して自由にお持ち帰り。
  ③本の見本の中に書誌事項の用紙を挟んで利用者への情報提供。
  ④読みたい本があるときは連絡をもらう方式。
 つい先日電話ボックスの撤去が決まり、ひっそりと電話ボックスにあったものが、日の目を見ることになりました。たくさんの人が通る場所に出たパンフレット君たちは、1日何人もの人が手に取ってくれるようになりました。“待てば海路の日和あり”とはまさにこのことでしょう。なくなった見本まで出たのです。喜ぶべきか悲しむべきかです。
 以前よりどんどん利用されている(減っていく)ミニリーフレットの印刷に嬉しい悲鳴をあげている今日この頃です。

東京武蔵野病院 伊藤理恵

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