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2016.04.14

春の研修会 第2弾

 新年度が始まり約2週間が経過いたしました。
 オリエンテーションが終わりホッと一息、と言った頃でしょうか。

 さて、
 520日~21日に行われます。
 日本病院ライブラリー協会2016年第1回研修会ですが、
 プログラムに追加の紹介がありますのでお知らせいたします。

 1520からのプロダクトレビュー(JHLAコンソーシアム商品概要)について
 発表企業が決まりました。
詳しくはJHLAホームページのプログラムをご覧ください。

 研修会参加申し込みの締め切り5月6日(金)まで1ヶ月を切りました。
インターネットからの申し込みフォームもご用意しております。

 皆様の申し込みをお待ちしております。

日本病院ライブラリー協会2016年度第一回研修会
日時:2016年5月20日(金)~21日(土)
場所:御茶の水ソラシティカンファレンスセンター RoomC
会場へのアクセス方法はこちら

(教育研修委員会 S)




2016.04.06

患者図書室 利用案内(天使病院)のご紹介

今回は天使病院中央図書室の「天使病院中央図書室 利用案内 職員以外の方へ」です。
天使病院中央図書室では、上記の利用案内以外に、病院案内や入院案内にも図書室の案内を掲載されているそうです。
たくさんの方に図書室を知ってもらう広報の工夫ですね。
担当者からのコメントです。

当院の場合は、やさしい医療図書も置いた病院図書室を一般開放しています。
利用案内は職員向けの物とは別になっています。
患者さんご本人だけではなく、お見舞いの方やご家族、委託業者も来室するので、「職員以外の方へ」と入れました。
色々な方に来室してもらえるのはうれしいですね。

たとえば検査部門や売店は、患者さんにとっては病院にあるのが当然。
場所が分からなくても尋ねながら来てもらえる部門ですよね。
それに比べて…そもそも病院にあると「思いついてもらえない」のが図書室ではないでしょうか?
他の部門と違ってゼロからの出発だからこそ、「図書室がありますよ」の広報活動にもつい力が入ります。

多くの部門があり、慣れない方にとって複雑なのが病院です。
私自身、地図を読むのはニガテです!
地図があるけど、どこかしら?
遠そう、行くのが大変じゃないかしら…と思われないように。
せっかくの「図書室へ行く気」を削がないように。
図書室の場所は、「西棟の3階」と、敢えてシンプルに示してみました。
もちろん、3階のエレベーターホールからは、図書室までのサインを出しています。

せっかく来てくださった方々ですもの、知識をお土産にお帰りいただきたいですね。
担当者としてスキルアップできるよう頑張ります。

当委員会では、各施設の利用案内・広報誌を紹介し、参考にしていただきたいと思います。
発行施設はご連絡ください。

(患者医療図書サービス支援事業)

2016.04.04

春になると思い出す小石川の桜、医中誌との再会

 OLだったころ、自分のいた某K談社系の小石川にある小さな製本会社では「読売年鑑」「実業界」「マガジン」などを物理的に製本していた。また、「医学中央雑誌」なる、一般人にはあまりききなれない雑誌もあった。製本工場は第3工場まであり、50人くらいの老若男女が私の何百キロも注文したホットメルトとニッタイトと大量の印刷した紙を折り機にかけ、断裁機にかけ、緑色の製本機にかけ、のりづけし、並製本する。「医学中央雑誌」とは、中身をみても、なんのことやらさっぱりわからない。クロス貼りし、ハードカバーをつけ上製本をする図書館製本も、そこでは請け負っていた。近くの中央大の院生が修士論文を製本してほしいと依頼にきていた。まわりには孫請けの紙折り専門、ハードカバー専門の家内制手工業的な同業者などがたくさんあった。社長室には絶版になった「のらくろ」が揃っており、某皆川製本の社長がきては譲ってくれと執拗にねだっていた。
 私はピンクの制服をきて毎日ただ仕入れ伝票と納品書、請求書、領収証、小切手、手形、売上帳簿を書き、タイムカードを作り、制服を注文し、給与と市民税と社会保険の計算をし、モバイルバンキングをし、たまに回収のまねごとをするだけ。数字が大嫌いで文系に行ったのに数字に追われる経理畑では銀行引退者に囲まれ、仕訳勘定もできなかった私は経理の基本をみっちりそこでお局様に仕込まれ、札を5枚ずつ数えるサツカンもできるようになった。
 司書になるときめた最後の年の春の土曜日、土曜出勤の昼に同年代の営業たちと女子寮にすむ経理の同期とで小石川の神社かお寺あたりでランチをした。とちゅうに東京ドームがのんびり見えた。とても天気がよかった。桜も咲いていた。彼らは私を快く送り出してくれた。その製本工場は、移転して今はもうない。
 その年の秋、グレーの制服をきて、大学に勤めることになった。
 今の病院では黒の制服を着ている。久しぶりに生の医中誌と再会した。インテリアとなっているインデックスメディカスとともに、前任者が製本を1冊、記念に残しておいてくれた。製本業者は司書とともに差別されているので、奥付には製本屋の社名はなかった。
 桜をみると、小石川を思い出す。

(CS)

2016.03.29

4月1日

 今年の41日は金曜日。

新入職員の方にとっては緊張の一日を終えるとすぐ週末、
ということで、ちょっとうれしいのかもしれません。

新しい方々を迎える側としても、
新年度の準備をゆっくり行うことが出来るので、
まあまあかな、というところかな。 

41日が月曜日になってしまうと、
新人さんは長い一週間を過ごすこととなり、
受入側も、年度末は休日返上!なんて場合も
あったりするかもしれません。

でもふと思うと、一日オリエンテーションをして、
すぐに週末ということになってしまうと
初めの一日に聞いた事など、すっかり忘れてしまいますよね…。
やはり、一番いいのは週のまんなか始まりなのでしょうか。 

そうなると気になるのが来年の41日(気が早い!!)。
早速調べてみると、なんと土曜日でした。 

土日がお休みという職場は43日(月)スタート、になりますね。
中途半端なうえに、月曜始まり…。
カレンダーをみなければよかったなぁ。

(N)

2016.03.22

ドラえもん本の紹介(BACH 幅允孝 氏から)

 教育研修委員長の真島です。

会員の皆様のお手元には春の研修会のご案内が届き始めていることと思います。
つまり、なんと!昨年のJHLA40周年記念大会から早一年が過ぎ去ろうとしています。

光陰矢のごとし。。。

わたしたちは記念大会の後も歩みを止めることなく、病院図書室の現場で頑張ってきました。
日々の仕事に追われ、大会の記憶も薄れかけていたそんな時、記念特別講演で人と本との関わり方について熱く語ってくださった講師の幅允孝さんからこんなお知らせが届きました。


いつもお世話になってる皆様へ

こんにちは、BACH 幅允孝です。

今日は「ドラえもん本」についてのお知らせをさせていただきます。

のび太くんと同じ誕生日(87日)に生まれた運命なのか、僕が監修を務めることになったドラえもんの名言集『のび太くん、もう少しだけがんばって』を今週発売することができました。(※発売は224日です…筆者付記)  

てんとう虫コミックスの『ドラえもん』全45巻をたっぷり読み込み「ぐっとくる言葉」を集めたこの1冊。

言葉のかたわらに添えられる絵柄も、選ばれたセリフが描いてあるコマを単純に抜き出すのではなく、原作ならではのユニークな筆致を楽しんでもらえるものを抽出しました。

 

本のデザインもセプテンバーカウボーイの吉岡秀典さんに手がけてもらい、とても素敵な仕上がりになっています。

往年のドラえもんファンはもちろん、コミックスを読んだことのない方もぜひ手に取ってみて下さい。プレゼントにもぴったりの1冊だと思います。

幅 允孝


 

皆様いかがですか?
記念特別講演を思い出し、幅さんのお顔を思い浮かべながら読んでみては? 

「がんばらないで」という言葉はよく耳にします。
頑張りすぎる人を労い、勇気づける言葉だと思います。

でも、「もう少しだけがんばって」という言葉には意外にも新鮮な響きがあります。
これは頑張りすぎている人ではなくて、頑張れなくてすぐにへこたれてしまうのび太くんに向かって言っている言葉です。 

あなたがもしのび太くんだったなら、ドラえもんの言葉にちょっと耳を傾けてみませんか。
“少しだけ”頑張れるようになるかもしれません。
(私は隠れのび太くんなので、この本を注文中です!…私も8月生まれなのです)

なぜおかしは食べるとなくなるのか…うーん、哲学的な一面もありそうな本ですね。
なぜおかしは食べると太るとわかっているのに食べてしまうのか…(by 筆者)

(余談)小学館のホームページを開くと、幅さんの肩書が“選書家”となっていました。なるほど! と思いました。

by ましま 

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