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2017.08.16

つばめさん

職場の入り口には毎年つばめが巣を作ります。
今年は巣作りから巣立ちまでを3回見守りしました。

3回目は巣の中の卵が、
ゆで卵になっちゃうのではと思うような暑い日もありました。

それでも、いつものとおり、
キシキシと声がするようになり・・・
巣の縁からシジミのような頭がみえるようになり・・・
巣の縁に「顔」が並ぶようになり・・・
シャカシャカと大きな声と、黄色い口をあけるようになり・・・・
気が付くと、「エッヘンどうだい!」といわんばかりに、
黒い頭と白い胸毛もふっくらと
巣にぎゅうぎゅう詰めの子ツバメの姿となりました。

君たちは親鳥の運ぶ餌だけでこんなに大きくなるんだね。
やつれてフラフラしながらもせっせと餌を運ぶ親鳥はすごいな。

いつもそう思います。
「親」の原点をみるような思いがします。
そして、自分は親としてどうだっただろうかと
心が痛みます。

台風の名残の強い風が吹く中、
子つばめ達は巣立っていきました。

毎日君たちを見るのが楽しみだったよ。
ありがとう。

(一閑人)

2017.08.09

どの雑誌に投稿するか?

1例報告を英文誌に投稿したい。
…が、どのJournalに投稿すればいいのか分からない
という相談が寄せられました。
なかなか困る相談です(よね?)

上司の先生や、関連する他科の先生にも相談したけれど、
具体的な誌名を挙げてもらえず、途方に暮れてのご相談でしたので、
では、一緒に探してみましょうか…となりました。
(大学の英文紀要や、所属学会の英文誌が第一候補にならない理由は、深く突っ込めませんでした…)

最初は、特定の診療科や内容を挙げて
「インパクトファクターが〇~〇くらいの雑誌の一覧がほしい」など
掲載先の評価を気にされていましたが、
一緒に調べるなかで、シンプルな一例報告を掲載している雑誌がとても少ないことに気づき、
投稿する論文を載せてくれそうな雑誌を探そう、と
候補誌を見つけるたびに掲載されているケースレポートを検索し、
タイトルや抄録に目を通すことを繰り返しながら
「この雑誌よさそう…」という候補を見つけることができました。

検討される中で、いわゆる「ハゲタカ」出版社の話、
インパクトファクターとケースレポート誌の関係、
インパクトファクターとh指数の話、
投稿料金の高さ(cost of Knowredge)など
関連する話題に触れたこともあり、私も知識の整理ができました。
その後、投稿料がお若いその先生の自己負担だったのかが、とても気になるところです(聞けていない)。



◆ハゲタカ出版社の「Beall's List」はちょうど同時期に一旦閉鎖され、
その後、有料公開されることになったようです。
http://www.nature.com/news/pay-to-view-blacklist-of-predatory-journals-set-to-launch-1.22090


◆google Scholer のh指標
https://scholar.google.co.jp/citations?view_op=top_venues&hl=ja
ランキングの高い出版物 - Health & Medical Sciences
サブカテゴリ-から診療科も選べます


◆論文作成ABC うまいケースレポート作成のコツ(第11回) FAQ どの雑誌へ投稿するか?
松原 茂樹.周産期医学(0386-9881)43巻8号 Page1043-1050(2013.08)
取り寄せたところとても面白かったと、単行書にまとまったものを購入されていました。


(ふかやん)

2017.08.02

くせ

先日看護師さんにビジネス心理学の本を数冊借りました。

言葉、目や手の動き、姿勢、行動などでその人の心理が分かるというものです。
あまりこういった類の本は読んでこなかったのですが、
「確かに!」と思うものから「そうかな?」と思うものまでありました。

もちろん自分もよくやってしまう仕草もありました。
口元を触ったり、レシートを丸めて捨てたり。
腕組みの仕方でもいくつか意味があるそうです。

言葉だと「いちおう」はよく言ってしまいます。
「えーと」「意外と」「やっぱり」「要は」なども解説されていました。

癖って意識しないとなかなか直せませんが、
ちょっと気を付けようと思いました。

他にもいろいろと書いてありましたが、
これらをマスターしたら
全ての行動を深読みしてしまいそうです

(Y.K)

2017.07.26

大人のための朗読会

人のパワーを感じる場所が好きです。
役には立たないけど面白いそんな話の引き出しを増やしたいと
人と話す時も自分の知らない世界の会話に惹かれます。
そんな興味のアンテナから今回は大人のための朗読会を覗いてみました。

開催場所は近隣の図書館
平日、毎日図書館で働いて
休みの日にまで図書館へ!!
そんなの嫌と思われますか?
平日図書館で働いて利用者対応を考えること多々あります。
なので、休みの日は利用者として図書館に向かいます。

大人のための朗読会は定期的に開かれていていつも満員です。
テーマは都度違い、時には小説、または涙活もの

今日のお話は古典とともにメインは耳なし芳一
子供の頃から何回か読んだり聞いたりしている話です。

それを朗読として耳を傾けてみると・・・
室内は暗くなり、怖めのBGMが鳴り始め
目を閉じて、語り手の声だけを聞き、まさに芳一の気分で。

平家の生き霊の侍が芳一を連れに来る場面での
「芳一!芳一!」という野太い声ではまさに心臓をつかまれんかの
ドキドキ。
いやあ。稲川淳二さんも真っ青です。

朗読というのは、自分の声だけで、聞く側は自分の耳だけで。
機械の力を借りずに、アナログです。
朗読には地味なイメージがありますが人間の体を使った表現は奥深いですね。

そして、プラスアルファがある図書館イベントは楽しいです。
自館でもそんなアルファを作れればと独りごちています。

JHLAもパワーの集合体。
また次の機会に引き出し増やせればとアンテナが伸びました。



(ハオルシア)

2017.07.19

ポルトガル旅

夏休みも間近な季節となりました。
私は、10日間の計画でポルトガル旅行に行ってきました。
連れ合いがとりあえず定年退職となり、年金生活突入の影響が出る前に・・・と
お仕事お疲れ様&これからもよろしくと二人で出かけました。

羽田からフランクフルトまで約12時間+乗換待ち3時間+フランクフルトからリスボンまで約3時間の長旅でした。時差は、東京-フランクフルトは9時間、フランクフルト-リスボンは1時間あります。

城塞都市エヴォラやオビドス、1584年天正遺欧少年使節が訪れたカテドラル、ユーラシア大陸最西端ロカ岬、1388年に建設が始まり16世紀初頭に完成したバターリャ修道院、ヴァスコ・ダ・ガマの石棺のあるベレンのジェロニモス修道院などをのんびりと見てきました。

オビドスの城壁は全長約1.5kmで5ヶ所の階段から上って一周できます。手すりもなく所によっては大人一人がやっと歩けるほどの幅しかなく、一番高い所は約13m。
歩いているうちにだんだん怖くなって、ついには城壁につかまりながら歩き、途中で下りてしまいました。
城塞都市の道はどこも昔からの石畳で趣はあるのですが、歩くのには大変でした。
教会や修道院は、装飾タイル・アズレージョやステンドグラスが華麗でした。

ポルトガルは、魚料理、肉料理ともに美味しく、スイーツはエスプレッソの味を引き立ててくれます。
エヴォラの小さなレストランでは、グラスワイン1杯€1.00弱。スーパーで仕入れても1本€2.55~5.99で十分美味しかったです。
赤白のほかに、すっきりしたのみ心地の微発泡の Green Wine があります。
リスボン近郊だけの旅でしたが、酒飲みには本当に嬉しい所でした。

Ola! と Obrigada の2語で過ごしたポルトガルでしたが、旅人にはやさしい国です。
機会がありましたら、皆さまもぜひ行ってみてください。

 

 

(ふーふー)

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