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2015.04.07

看護研究と文献検索 その3

「看護研究と文献検索」もその3となりました。
勝手にシリーズ化していますが、久しぶりに登場の ぴんく です。
以前の投稿はこちらよりお読みください(http://d.hatena.ne.jp/jhla/20130515/1368581561)。

さて、今回は図書室担当者の業績についてです。 ちょっと番外編です。

皆さんは、オリエンテーションや文献検索講習会といった院内外での教育活動や
学会や研究会といった外部での発表、また論文の掲載などについて、
院内の記録に何か形として残っていますか?

当院では毎年、年報を作成していますが、そこに業績をしるす部分があります。
これは、所属の課でとりまとめ、年報の担当者に申請すると掲載されるものです。
ただし、医師や看護師、コメディカルの方たちと違い、事務系だとなかなか上記のような機会がなく、
院内でも知られていないケースも多いと思います。
実際、以前はそういった活動をしているメンバーがおらず、私としても「事務部」のカテゴリに
自分の業績しか載っていない状況というのも気後れがし、自分からは言い出せないでいました。

状況が変わったのは今から3年ほど前、課のメンバーが広報関係の研究会で発表し、
とある賞(グランプリ!)をとったことでした。
その後、主幹病院として研究会を開催したり、雑誌への寄稿の依頼がまいこんできたりと、年報に載りそうな業績が多数発生しました。
そして、この業績を載せることになった時、だったら図書室の活動も載せないとおかしいよね・・と。
晴れて図書室の活動のアピールの場が広がりました。
(パチパチ)

予定ではこれでお話が終了となるつもりでしたが、実は先日さらなる動きがありましたので追加しちゃいます。
当院は目標管理としてBSC(バランスト・スコア・カード)を採用しているのですが、
課内目標に「学会・研究会での発表、年1回以上」というものが掲げられました。
実績として、前年・前々年が「0」となっていますが・・・あれ?発表していますよ、私。
とりあえず、最新の年報を手に上司のもとへ突撃、「実績0となっていますが・・」と説明してきました。
わりと勇気がいる行為ですが、年報の存在が「既に認められた業績」ですから、心強く感じられました。
(ありがとう、年報☆)

では、あらためて。
皆さんは、自分の業績って、何か形として残っていますか?
年報や業績集など、きちんとした形で残っている施設ももちろんあると思いますが、そうでないこともありますよね。
せっかくの活動ですから、きちんとした病院の記録として、残していけるといいですよね。



(少しずつ頑張ってます 8年目のぴんく)

2015.04.06

ほすぴたる らいぶらりあん

ほすぴたる らいぶらりあん 401号が届きました

JHLAの設立とともに歩んできた機関誌も40巻…
これまで多くの編集委員の方々に支えられてきたのだと
あらためて…本来業務の傍らでの編集作業、大変ですよね!

本当にありがとうございます。

私はこの『ほすぴ』に支えられて、図書室の仕事を続けられたひとりです。
白黒印刷から、オスラーの言葉が掲載され、表紙がカラーになり etc.etc
『ほすぴ』の歩みも“40年歩み”に掲載されているんですよね。
あらためて歴史を振り返りながら、あらたに最新号を手に取って読むと、違って見えるから不思議です。

そういえば、みなさん、ご存知でしたか?
ほすぴの表紙の文字とラインの色がさりげなく変わっているんですよ!
ラインの本数も1号は1本、2号は2本 書架に立てたてたときに一目で巻号が分かるようにと図書室担当者ならではの心遣いだなぁ。。。

図書室の仕事も、図書室担当者ならではの気遣いの仕事を目指したいです。
これからも、どうぞよろしくお願いします!

by 愛読者

2015.04.01

HospiCa のお知らせ

いよいよ4月、新年度のスタートです。

図書室も新人オリエンテーションや研修医へのガイダンスなどで忙しい~。

そんな中、HospiCaも 4月 1日 の本格運用に向けて取り組んできましたが、
ワーキンググループによる試験運用の結果、いくつかの不具合が見つかりました。

現在、修正中です。

新しいシステムを開発することの難しさを痛感する日々です。

参加機関の皆様には、4月初旬のデータ確認と試験運用のためのURLをお知らせする準備を進めております。

今しばらく、お待ちいただきますようお願いします。

予定より、運用開始が遅れていますことをお詫びいたします。

でもご安心ください。 HospiCaは牛歩のごとくですが確実に前進しています。

試験運用をしながら、きっとよいものがお届けできると確信しました。

早く、お知らせしたい

by WG

2015.03.26

廃棄と新たなる出発

 図書室移転を目の前に控えて、たくさんの製本雑誌・単行書を除籍、そして廃棄をしている毎日です。

 廃棄作業はもちろん初めてではなくこれまでも、何回もやってきたのですが、今回は約3,000冊を処分します。移転を機に、オンライン閲覧が可能な雑誌は廃棄をする、単行書も古いものは一掃しようと図書委員会で決めたのです。

 要らなくなったといえ、発注して受け入れ、蔵書印を押し、本にビニルコート装備をして配架した本たちは、やはり自分の分身のようなもの。紐で縛ってさよならなんて、何とも寂しい気持ちになります。「最後の最後だから「消印」もきれいに押してあげよう・・・」なんていう感傷にも陥りがち。

 新しい図書室は、可動書架も置かず最小限の図書と電子中心の蔵書、ラーニングコモンズの機能を持たせた職員の学びの場としての共有スペースとなります。そういうことは分かっていて、それを提案したのも自分自身ではありますが、今回は担当者としても色々なこと・思いに決別し、勇気のいる「一歩」です。

 しかし図書室が様変わりしても、変わらないもの・変えてはいけないものはあるはず。移転までにそれを見定めて行こうと模索する毎日でもあります。

そういえば、40周年記念大会も「新たなる出発」がテーマ。私の図書室も「新たなる出発」となれればいいですが。

2015.03.24

先輩の退職

 この春、入職以来お世話になっている大先輩が退職されると伺いました。

右も左もわからない状態で病院に勤務することとなり、

不安で一杯だった私をあたたかく支えてくれた方です。

 

同じ図書館の仕事とはいえ、病院という環境は思いのほか勝手が異なり、

この道を選んでしまったことを後悔したこともありますが(!)、

そんな中、これまで仕事を続けてこられたのも、

様々な人に助けていただいたおかげだと思っています。

 

先輩からは、この仕事をしてゆく上で、

人とのつながりがいかに大切かということを、

さまざまな機会を通じて教えて頂きました。

 

病院図書室の仕事を通じて知り合った方々は、

同じ職場の同僚のように、いつもそばにいるわけではないので、

気軽に相談や頼みごとを出来るわけではありません。

しかし、困った時には誰かが支えてくれている、

そんな関係を築くことが出来たのも、

JHLAやその他のネットワーク活動を通じての事です。

 

先輩が職場を後にされる後姿を思い描きながら、

いろいろ与えてもらうばかりだった時期はそろそろ終わり、

これからは私達後輩が、先輩達の築いてきたことを

引き継いでいかねばならない、

そう気持ちを新たにする今日この頃です。

 

 

…でも、これからも頼りにしています、先輩!!

 

 

(いつまでも頼りない後輩)

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