研修会topics

2022.11.14

研修会直前!

今までは、研修会前にブログをあげていたのですが
ブログをあげることなく、気が付けば研修会直前となりました。 

当初、日立総合病院での対面及びオンラインの
ハイブリッド開催を予定していましたが
コロナ禍の流行状況を鑑み、予定を変更してのオンライン形式となりました。
平日の、そして初のライブ配信。

準備でバタバタ、で気が付くと研修会直前に。
今回は、今年度テーマ「with コロナ時代の病院図書室」に
サブタイトル「コロナ時代、私たち病院図書館員は何ができるのか?」をつけました。

「私たち病院図書館員に何ができるのか?」を考えるのには基礎を、
ということで基礎を学べる講義をご用意しました。
またコロナ禍でも頑張っている仲間の報告もあります。
この報告からもまた「何ができるのか?」を考えることが
できるのではないかと思います。

コロナ禍で研修会もオンライン化され、
仲間とのつながり、人的ネットワークを構築することが
難しくなっているような気がします。

コロナ禍とは関係ありませんが
今回、雑誌更新で頭を悩ませた方も多いのではないでしょうか。
私も頭を悩ませた一人です。
そんな悩みを一緒に解決していこうというのが、
カフェセミナーです。
解決には至らないかもしれませんが、
運営のヒントを、そして気軽に相談できる仲間を
得ることができるのではないでしょうか。
それも「私たち病院図書館員に何ができるのか?」
ということを考えることにつながっていくのではないでしょうか。

また、
担当者同士の交流に重きをおいた交流会も実施します。
対面方式での懇親会のような位置づけです。
楽しい企画も考えております。
ここでもまた交流会ならではと言いますか
違う視点から(緩い感じでの)「何ができるのか?」考えることが
できるような企画があるかもしれません。
交流会に申し込まれていない方も、
そして途中参加、途中退席もOKですので皆様ふるってご参加ください。

研修会、そして、オプションの交流会を通じ
「私たちに何ができるのか」を
皆様とつながり、一緒に考えていけたらと思います。

それでは16日、
皆様と一緒に学べることを楽しみにしております。
(初のライブ配信。リハーサルや打ち合わせなどの準備を重ねてはいるものの、
当日トラブルが起きるのではないかと、今からヒヤヒヤしておりますが…)

(教育研修委員長)

2022.08.30

JHLA2022年度第1回研修会(オンライン)第3回情報交換会報告

研修会も残すところあと2日、2か月の配信期間あっという間に過ぎてしまいました。
皆さん、もう全ての講演、報告を視聴されましたでしょうか?
時間が合わず視聴できていない講演、報告ギリギリまで視聴してください。
為になること間違いなしです。


3回情報交換会は「資料の除籍・廃棄」についてスタッフ含め14人の方が参加しました。

前回、去年の第2回研修会でも資料の除籍・廃棄については取り上げられており、
皆さんの関心の高いことが良くわかりました。


今回の研修会会員報告の那覇市立病院・瑞慶山沢子様の「資料の除籍について」
を拝見して、とても勉強になりました。那覇市立病院は建替えのため引っ越し、
図書館の面積が狭くなるという中での苦渋の選択・廃棄の様子がよく分かりました。
瑞慶山様はその中で「除籍基準の成文化の大切さ」ということを話しておられ、
改めて当院の除籍基準を調べました。


当院は単科病院の為、購読・収集する資料が偏っております。
雑誌については基準を作っておりましたが、図書については見当たらず、
前任者にもお伺いしましたが、その都度、スペースなども考えて
相談しながら除籍すると判りました。
でも、他の総合病院がどのような基準を持って除籍・廃棄に
当たっているかとても興味がありました。


雑誌について、参加者のうち製本しているのは当院含め2人でした。
部署保管の雑誌は紛失されてしまい1年揃わなくなってしまい、
製本する価値、取っておく価値があるのだろうかという所もありました。
製本しない所は、製本費用をかけるならその分、資料購入費に回したいということでした。
殆どの図書館が5年、10年と廃棄する年限を決めているようでした。


図書については1520年と年限を決めて除籍、また改版が出たら除籍と決めて
いる所もありましたが、雑誌に比べると年限を決めているところは少なく、臨機応変です。
例えば改版したら除籍…とはいっても、改版前が見たいなど要望もあることがあるので、
その科の医師や図書委員会で相談して決定していくという病院もあり、
成文化はされているとはいえ、柔軟性に富んだ、利用者に優しい除籍
だということが判りました。


今回参加して、皆さんの試行錯誤のお話や実体験をお伺いして、
JHLAの会員の私たちは、大学図書館や公共図書館の一スタッフと違い、
図書館の予算・スペースを鑑みながら、
どうしたら利用者に一番良い環境で沢山の情報・資料を
提供できる図書館になるか常に考えていかねばならないのだと感じました。


(by 教育研修委員)

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