研修会topics

2021.12.13

JHLAオンライン研修会感想記

 12月も半ばとなり、JHLAオンライン研修会の開始から1か月が経過しました。

参加申込をされた方も大半は既に受講を済まされたことと思います。私もその一人です。
そこで今回、オンライン研修会を受講して感じたことを思いつくままに書いてみました。

 オンライン研修会の利点、その第一は寒い中、研修会場に足を運ぶ必要が無く、
自宅またはオフィスでぬくぬくと(コーヒーなどを片手に)参加できる、ということです。
しかもスケジュールは自分優先。一日かけて一気に受講してもいいし、
1コマずつ空いた時間に受講することもできます。ちなみに私はコマ切れ派でした。

次の利点は視聴環境の良さです。リアルの会場では、場合によっては席が後ろの方で
スクリーンが見えにくかったり、音響の不具合で講師の声が聞こえにくかったり、
といったストレスもありますが、オンライン研修会では画面ははっきり見えるし、
音もはっきり聞こえ、自分の都合によって中断したり、
前に戻って聴きなおしたりできることも便利でした。

  その反対に欠点としては、いつでも受講できる→受講のモチベーションを維持しにくい。
いつでも中断できる→途中で別の用事を始めてしまう、ということでしょうか。
(これはひとえに私の自覚の問題ですが。)
その他、講師とのリアルタイムでのやりとり(質疑応答など)ができないことや
参加者同士の交流ができないことも残念でした。(情報交換会はありましたけど)

  研修内容については、3人の先生がたはオンラインでの講演に慣れていらっしゃるようで、
スライド数の多さや切り替えタイミング、講演を進める間の取り方や話すスピードなど、
会場での講演とは微妙に変えて準備されていらっしゃるように感じました。
地域の医療や、旧来の方式にとらわれない研究の進め方、
Zoomの利用法、
斬新な図書館運営の現状など、お話しの内容もそれぞれ興味深く、
私の凝り固まりつつある脳みそにとても刺激になりました。

  会員報告も、他の病院図書室がどのような運営をしているのか
どんなところに苦労しているのか、またコロナ禍での病院図書室間の連携維持に
どのような工夫をしているのかなど、興味深いものばかりでした。
ただひとつ、残念に感じたのは会員報告については発表者のお顔が見えないことでした。
講演の先生方は導入部分とか、淺野先生などは講演中ずーっと画面の右上に出演されて
いらっしゃいましたが、やはりお顔が見えた方が親近感を持ちつつ受講することができたように思います。
でも、受講者の顔が見えないのに発表者だけ顔出しするのはちょっと…というご意見も
あるかもしれませんね。

  研修会はまだ110日までオープンしています。何回も聴講できる、というのも
オンライン研修会の大きな利点ですね。私ももう一回(か何回か)聴講しようと
思っています。新たな発見があるかもしれません!



(受講者
MY

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