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2015.01.20

あれから20年…

 早いもので、この17日で阪神淡路大震災から20年が過ぎました。毎年この日がくると
個人的にはその当時の闘病生活を思い出します。

 幸いなことに今は病気の再発はなく、元気(過ぎるくらい)に生活していますが、3ヶ月の
入院生活をスタートしたばかりのその頃はとても不安だったことを覚えています。

 1月17日のその日は同室の患者さんが、地震発生時に近い6時前に何故か「火災報知器
鳴っているよ」と騒ぎだし、他の同室患者さんと「おばあちゃん、また寝ぼけてる」と笑った
ものの、その後で、大地震のニュースを耳にして、ひょっとするとおばあちゃんには遠く離れた
神戸の地震を察知するなにかが働いたのかもしれないと話し合ったものです。

 入院中には担当ナース(そのころは看護婦といってました)からなんと手書き(?)の治療計画
(クリニカルパスのような)を渡されて説明を受けたことを覚えています。まだPCもあまり普及して
いなかった頃、職場でもよくワープロでの清書を頼まれていました。

 その後、無事退院、職場復帰した3月20日には地下鉄サリン事件が発生しました。
朝、外来の前を通ったらTVから事件直後の混乱した様子が流れていたことを昨日のことのように
覚えています。阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件の日付は忘れられないものです。

 あれから20年、CDを使って行っていた文献検索もWebが主体、業務にPCがなくてはならない
ものとなっています。文献検索、相互貸借が図書室業務の多くを占めていた時代から、臨床研修
制度への対応、患者図書室の設置をはじめ業務も多様化しています。
 これから20年、どのような未来が待っているか?と考えていると「3Dプリンタで医療に革命」と
いうニュースが飛び込んできて、臓器の作成も研究しているという。
 未来は明るいだけではないとは思うけど、未来の可能性にワクワクドキドキしている私です
                                                     (ノロッコ号)

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